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「 single hell 」
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思い出したけれど私は

4月に1度自殺未遂?というか、失踪を図りました。

でも怖くなって帰ってきちゃったけどねw

つまらん話ですが、原因は早い話が失恋で

死だけを見つめる時間が流れて行きました。


4月のある日私は

高級な時計を購入し

誇らしげに腕につけて

その足で東武日光線に乗りました。

目的地は夜。知っている場所ではありません。

東武日光線幸手駅です。

そこで降りた私は

終バスの時間を確認して

バスに乗り

山奥へと旅立ちました。

権現堂といって、昼間は花畑が広がっているところです。

なんでここへ来たのかと言うと

最近読んだ漫画に載っていたから。

そして、その内容が今の自分とかぶる「失恋して黄昏に来た男」です

わたしは、後も先も無く、死ぬなんて思ってなく

何も考えずに来てしまったやつですけどw

でも人っ子一人もいなくて

街灯もなくて

闇に包まれている気分だった

車もほとんど通らなくて

幸手市内のはずなのにいつのまにか茨城県の知らない街に入っていて

こわいなあって思いつつ

来た道をまっすぐ、駅に向かって、歩いて帰った。

わからないけれど、生きなきゃ、ね、って思った。

帰りにファミレスがいくつかあって、泣いてしまいそうになったけど。

楽しそうに家族が、食事してるのを見て、

あと幸手が生まれ故郷手稲によく似た、街だったから。

もう二度とあの日常は戻らないんだと悟ったら

死んでしまいたくなった。

こんな感情が生まれてくるなら、最初からこの世界に生まれてこなきゃ良かったとも思った。

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